入力された内容から、一定のルールで計算された「短い文字列」を作るアクションです。

同じ入力からは必ず同じ結果が作られ、
元の内容を直接知ることはできません。


🧠 このアクションは何をしている?

このアクションは、

・入力された内容をもとに
・決められた計算方法で処理し
・内容を代表する文字列を作る

ということをしています。

作られる文字列は、入力内容そのものではなく、内容を要約した「指紋」のようなものです。


📱 iPhoneで表示されるアクション情報

iPhoneのショートカットアプリでは、
次のように表示されます。

短い説明ですが、
実際には 入力内容を一方向に変換し、 同じ内容かどうかを判定するための値を作る
という意味を持っています。


❓ なぜ/どういう時に使うのか

ハッシュは、次の考え方のときに使います。

✅ 中身は見せたくない
✅ でも「同じかどうか」だけは知りたい
✅ 変更されたかどうかを検知したい

つまり、

「内容そのもの」ではなく、内容の一致/不一致だけを扱いたいときの道具です。

ハッシュは元に戻せないため、メモや辞書に保存しても、内容が漏れる形になりにくいのも特徴です。ただし、完全な安全対策ではありません。


🧭 iPhoneショートカットで使う場面

① 変化を検知したいとき(前回と同じか?)

例:
・あるテキスト(URL、文章、設定値など)が前回と同じか確認したい
・変わったときだけ通知したい

やること:
・前回のハッシュを保存しておく
・今回のハッシュと比べる
・違っていたら「更新あり」と判断する

「変わったかどうか」だけが欲しい場面に向きます。


② 同じ入力の重複を避けたいとき

例:
・同じ内容を二重に保存したくない
・同じメモを連続で追加したくない

やること:
・保存済みハッシュの一覧に同じものがあるか確認する
・あればスキップ、なければ保存する

内容を丸ごと保存して比較するより、軽く判断できます。


③ 内容をそのまま保存したくないが、識別はしたいとき

例:
・内容は扱いたくないが「同じものか」は判定したい
・中身を残さずに、同一判定だけしたい

やること:
・内容ではなくハッシュだけを保存して照合する

「中身は持たずに管理したい」場合に使われます。


④ データの受け渡しの確認(同じ内容が届いているか)

例:
・外部から受け取ったテキストが、前回と同じか確認したい
・受け取ったデータが壊れていないか簡易チェックしたい

「届いた内容が同じか」を見たいときに使えます。


🔄 よく一緒に使われるアクション

・条件分岐
・辞書
・テキスト
・数える

ハッシュの結果を使って、
一致/不一致を判定する流れで使われることが多いです。


❌ 使わなくていい場面

・入力内容を表示したい
・元の内容を後から使いたい
・内容を人が読んで理解する必要がある

このような場合は、
ハッシュを作る意味はありません。


⚠️ 注意点

・ハッシュから元の内容を復元することはできません
・入力が少しでも違うと、結果はまったく変わります

「戻せない変換」であることを理解して使います。


🔁 ひとことでまとめる

ハッシュを作成は、

「内容そのものではなく、
 同じかどうか(変わったかどうか)だけを扱う」

ためのアクションです。