この記事で分かること

・iPhoneのショートカットアプリで、数値を入力して処理する基本的な流れ
・「入力を求める」「計算」「条件分岐」などのアクションを、どう組み合わせるか
・結果をテキストとしてまとめ、あとから見返せる形にする考え方

ごうはち

前回の投稿にプラスして、BMIも同時に記録するショートカットレシピです。

👇 ざっくり構造

体重と体脂肪率を入力すると BMI を自動計算し、体格の分類とあわせてメモに記録する流れです。

主な動きは次の3つです:

  1. 数値を入力する
  2. BMI を計算して分類する
  3. 結果をひとまとめにしてメモへ保存する

体重の記録を続ける中で、BMI も同じ流れで整理したかったため、この形を考えました。


🔗 まずは試してみる


🧪 どんなことができるの?

  • 体重と体脂肪率を入れるだけで、BMI(体格指数) を自動で計算します。
  • BMI の値に合わせて
    「低体重」「普通体重」「肥満(1〜4度)」
    のどれに当てはまるかを判定します。
  • 最後に、
    体重・体脂肪率・BMI・分類名 をひとつにまとめてメモアプリに記録します。

※BMI(Body Mass Index)は、体重と身長から体格の傾向を確認する指標です。


🧩 使用アクション(このレシピで使う道具)

  • 入力を要求
  • 計算式
  • 端数を処理
  • If
  • テキスト
  • メモを追加

※「If」は“〜のときはこうする”という動きを作るアクションです。


🧭 手順

Step 1:体重を入力する

  • 「入力を要求」 を配置し、体重(kg)を入力する欄を作ります。

プロンプトには「体重何kg?」と入れます。私の場合、アクション【変数を設定】を追加して、この入力結果をわかりやすくしてます。この入力結果を、変数「体重」と名付けて、のちに使います。

前回の投稿で詳細を載せていますので、よかったらどうぞ。


Step 2:体脂肪率を入力する

  • もうひとつ 「入力を要求」 を追加し、体脂肪率(%)を入力します。

プロンプト部分は、「体脂肪率は何%?」と入力します。これも、体重と同じように、わかりやすくなるように変数を設定しておきます。体脂肪率と名付けておきます。

BMIを出すだけなら、体脂肪率は不要なのですが、前回からの流れ的にいれておきます。


Step 3:BMI を計算する

  • アクション【計算式】を配置します。BMIの公式→体重 (kg)÷身長(m)÷身長(m)を設定します。
気を利かせて、一つ上の変数「体脂肪率」が選択されてしまっているので、消去して、変数「体重」÷身長÷身長の式に変更します。
変数を消去します。

計算式をいれていきます。

今回は私の身長(168㎝)を入れました。ご自身の身長を入れてくださいね。
文字が青くなればOKです。

Step 4:小数点を整える

  • アクション【端数を処理】を配置。 BMI を 小数点第1位 に丸めて見やすくする。

私の場合、体重80㌔と入れると、「28.3446712017」と計算されてしまいますので、アクション【端数を処理】を使って、小数点第2位を四捨五入して、28.3となるようにします。

後段の部分を「10分の1」に変更します。
これで小数点第2位が四捨五入されます。

<四捨五入の考え方>
例「10.56」
小数点第2位を四捨五入して、10.6としたい場合は、「10分の1に四捨五入」とします。小数点第1位を四捨五入して、11としたい場合には、「整数に四捨五入」とします。また、全て切り上げや全て切り捨てなども可能です。

さて、ここで一回確認してみます。右下の▶️ボタンを押して、起動です。

四捨五入されてますね😊

この計算結果も例によって、変数で名付けて、わかりやすくしておきます。

アクション【変数の設定】を配置し、この計算結果を変数「BMI」と名付けます。後に呼び出す際、わかりやすくなります。

ここで、変数の整理です。

変数「体重』=入力した体重(kg)
変数「体脂肪率」=入力した体脂肪率(%)
変数「BMI」=入力した体重からBMIの計算をして、小数点第2位(100分の1の位)を四捨五入した値。

後に利用するので、こうしておくと楽ちんです。


Step 5:If を使って BMI を分類する

判定の目安は次のとおりです。

BMI(kg/m²)判定
18.5 未満低体重
18.5 以上 25.0 未満普通体重
25.0 以上 30.0 未満肥満(1度)
30.0 以上 35.0 未満肥満(2度)
35.0 以上 40.0 未満肥満(3度)
40.0 以上肥満(4度)

(日本肥満学会より)

それぞれの条件内で 「テキスト」 を使い分類名(判定)を記載します。ショートカットで計算したBMI値を照らし合わせて、判定結果(普通体重 等)を呼び出すイメージです。

分岐は多めですが、どの範囲でもやることは同じ流れです。

アクション【IF文】を使っていきます。

BMIが18.4以下の場合、低体重ですので、その条件を入れます。

そして、すぐ下に、テキストのアクションを入れて、判定結果を入れます。

これで、BMI値が18.4以下の時は、「低体重」というテキストを得る事ができます。

そして、この「その他の場合」と「IF文の終了」の間に、上記と同じようなIF文を入れて、低体重以外の条件を入れていきます。IF文の中に、さらにIF文を入れていく感じで、これをもう5回繰り返します。

普通体重のIF文です。
他の条件をIF文で数珠つなぎのようにしていきます。
肥満(1度)のIF文。
肥満(2度)のIF文。
肥満(3度)の配置。
肥満(4度)のIF文。これで終わりなので、その他には、アクション【何もしない】をいれておきます。

Step 6:記録用テキストをまとめる

さあさあ、以下の内容をひとつの 「テキスト」 に整理します。

  • 体重
  • 体脂肪率
  • BMI
  • 分類名(判定)
1番下にアクション【テキスト】を配置。各結果を入れていきます。

ここでまた、起動させてみます。

判定の肥満が取れるように
頑張ろうと思います(笑)

Step 7:メモに記録する

  • 最後に 「メモを追加」 で今日の記録として保存します。
できたテキストを「体重」というタイトルのメモに追加します。

何回か試しにやってみます。

元メモ

体重77、体脂肪率17と打ってみます。

下に追加されていきます。

続けて、体重70、体脂肪率15と入れてみます。

体重に応じて、
BMIと判定が変わってくれています。

今回のパートは以上です


🧪 作ってみたときの気づき(ラボ記録)

  • If文を何段も重ねていて、他に何かいい方法がないかなと思いました。辞典のアクションで似たようなことができる感じがしましたが、手数があまり変わらず、従来の構想通りで進めてみました。
  • 自分用なので、身長は固定で入れましたが、使い方によっては、身長なども都度入力でもいいかと。
  • このレシピにプラスして、除脂肪体重を表示させたい衝動に駆られています。作ります、きっと。

🔗 ショートカットのダウンロード(再掲)

📝 補足

  • 記録先は、メモ以外にもX やDay One などのアプリへの入力に、応用可能です。

最後まで、お読みくださいまして、ありがとうございました🙇‍♂️

ABOUT ME
ごうはち
R6に第一子が誕生し、44歳で父になる。 共働きで子育ての真っ最中。 育児が始まって「iPhoneをもっと便利に使いたい」と思い、ショートカットづくりにハマる。レシピの真似だけでは物足りず、自分で考えて組めるようになりたいと勉強の日々。 趣味・特技:家庭菜園/おむつ交換/豚バラの生姜焼き